TEL:0120-29-8890


薬膳という考え方

薬膳という考え方

「陰陽五行説」の考え方を人体や病気などにも当てはめ、例えば背中や上体は「陽」、腹や下体は「陰」と言ったように表しました。内臓については、五臓六腑は大きく分けて五臓が「陰」、六腑が「陽」になります。人体の陰と陽のバランスを保ち、本来の機能や免疫力を整えるのが漢方の考え方です。

五臓六腑(ごぞうろっぷ)

五臓の活動は、それぞれ臓間の相生と相克によって互いに協調し合って平衡を保ちながら働いています。 これが崩れると病気を起こすと考えます。六腑の働きは、飲食物の消化、吸収、排泄というものを化し て伝導する一連の活動で、作業を各臓腑が連携をとりながら進め、休みなく繰り返しています。 特徴として中を空にして、通じて停滞させない様にしています。これが充満した状態になると、病気を起こすと考えます。

未病(みびょう)こそ、薬膳の真髄

未病とは、病気が症状として現れていない状態、ただし潜伏している可能性もある状態の事を言います。 常に身体の状態を調べ、バランスを修正することで、病気は未然に防げます。中医学の最大の特徴は、 予防医学にあります。この未病の状態の時、無理なく健康を維持し、薬を使わず自然の食べ物で病気を 治療する。これが薬膳の真髄です。

<< 陰陽五行

長期熟成した梅 >>