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薬膳ハート 関研究員

冷え性に有効なツボ

中医学で考える、冷えの主な原因は、血液の巡りが良くないお血、良質な血液や体のエネルギーとなる気の不足した気血両虚、ストレスなどで気の流れが停滞した気滞、体を温める「陽」のエネルギーが不足した陽虚が考えられます。毎日簡単に出来るツボマッサージで体を温めましょう。

気海(きかい)

おなかの正中線上で、へそと恥骨の上端の間を5等分して、へそから5分の1.5の点にあります。気海は、「元気、腎の精気が集まるところ」という意味です。命門と同様に、腎を丈夫にして、人が生まれつき備えている体調を整え、体力をつける作用を持っています。

・全身を温める効果、免疫力を高めます。
・疲れ・生理不順に良いです。

腰陽関(こしようかん)

腸骨の最も高いところを結んだ線と脊柱が交わる点にあります。腰陽関は、腰にあって陽気が出入りするツボのため、腰下肢の温め、腰痛を軽減する効果があります。

・足腰の冷え・精力・生理不順・月経時の腰痛・腎臓機能を調節します。

梁丘(りょうきゅう)

膝蓋骨の外側から指2本分ほど上がった点にあります。腹痛時に、梁丘を押し続けることで腹部の痛みを和らげます。胃痙攣の発作時やひどい腹痛がある場合、親指で強めにゆっくりとマッサージして下さい。

・関節炎 ・血行促進 ・消化吸収促進 ・胃腸粘膜保護

 

その他冷え症に有効なツボ
合谷、井穴、陽池、外関、湧泉、太衝、至陰、三陰交、五里、髀関、陰廉

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